joinToStringでリストを簡単に文字列に変換

Kotlin
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Kotlinでは、リストの要素を文字列に変換する際に joinToString を使うと、簡潔かつ柔軟にフォーマットできます。カンマ区切りの文字列を作成する際や、要素を整形して出力する場合に非常に便利です。

joinToStringの基本的な使い方

1. シンプルなリストの結合

Kotlin
val numbers = listOf(1, 2, 3, 4, 5)

val result = numbers.joinToString()

println(result) // 出力: 1, 2, 3, 4, 5

デフォルトでは ", " で区切られた文字列が生成されます。


2. 区切り文字をカスタマイズ

Kotlin
val result = numbers.joinToString(separator = " - ")

println(result) // 出力: 1 - 2 - 3 - 4 - 5

separator を指定すると、好きな区切り文字で結合できます。


3. 開始・終了文字を指定

Kotlin
val result = numbers.joinToString(separator = ", ", prefix = "[", postfix = "]")

println(result) // 出力: [1, 2, 3, 4, 5]

prefix(開始文字)や postfix(終了文字)を指定すると、より整ったフォーマットの文字列を作成できます。


4. 各要素を変換しながら結合

Kotlin
val result = numbers.joinToString(separator = " | ") { "Num: $it" }

println(result) // 出力: Num: 1 | Num: 2 | Num: 3 | Num: 4 | Num: 5

ラムダ式を渡すことで、各要素を加工しながら結合できます。


5. 要素数を制限

Kotlin
val result = numbers.joinToString(limit = 3, truncated = "...")

println(result) // 出力: 1, 2, 3...

limit を指定すると、指定した数の要素のみを結合し、それ以降の要素は truncated で指定した文字に置き換えられます。


joinToStringを活用するメリット

  1. リストの文字列変換を簡単に記述できる
  2. 区切り文字やフォーマットを柔軟にカスタマイズできる
  3. データ出力やログ整形に便利

リストを文字列に変換する際は、ぜひ joinToString を活用してみてください!

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